CERECシステム | 北浦和・さいたま市

白い詰め物・被せ物をその日のうちに

CEREC

当院では、精度が高く、長持ちする治療を提供するため、セラミック製の白い詰めものや被せものなどの技工物をクリニック内で作成する、CERECシステム（セレックシステム）を導入しています。

CERECシステムの仕組み

CERECシステムでは、クリニック内でセラミック製の技工物を作成できます。

セレック

虫歯を削った後、３Dカメラで口腔内を撮影。そのデータをもとに、クリニック内にある機械でセラミックのブロックを削り出し、技工物を作成します。

当院では、その日に作成した技工物はその日のうちに口腔内にセットするようにしています。1時間半程度、麻酔が効いている間に技工物の作成とセットが完了します。

精度が高く、長持ちする治療のために

CERECシステムを導入した最大の理由は、虫歯の再発を防ぎ、歯をしっかりと残していくために最適な治療法だからです。

第一に、その日のうちに技工物をセットできるため、仮詰めの間に虫歯を削った部位に細菌が浸潤することがありません。

第二に、技工物が削った部位にしっかりとフィットするため、素材の腐食による新たな虫歯の発生を防ぎます。

導入のいちばんの目的はやり直しのない治療の提供ですが、素材によってはゴールドのように弾力のある質感や、白く美しい見た目に喜んでくださる患者さんも多く、嬉しく思います。

より精度を上げることと、しっかりと長持ちする治療を提供するため、現在も定期的に専門知識を持つ医師からの研修を受けています。

CERECシステムのメリット

ピッタリとフィットする技工物

セレック

従来の金属の技工物（銀歯）は、まず虫歯を削ったのち、印象材で型を取り、それに石膏を埋没させ、金属を鋳造する方法で作られます。印象材は縮みやすく、石膏は膨張する性質があるため、出来上がった詰め物にも誤差が生まれやすくなります。

セラミックの技工物は金属のものに比べて、作成時の誤差によって本体に歪みが生まれ、割れやすい性質を持ちます。CERECシステムでは素材の膨張・収縮や技工士の手が介在しないため、歪みの少ない詰め物を作ることができ、結果的に欠けにくくなります。

衛生的で「やり直しがない治療」を実現

セレックブロック

従来の虫歯治療の場合、虫歯を削り、型を取った後、技工物をセットするまで1週間程度仮詰めで過ごすことになります。その間、きちんとした技工物が入っていない歯は細菌による浸潤を受け続けることになりますが、CERECシステムはその日のうちに技工物のセットが完結するため、非常に衛生的です。

また銀歯の場合、歯と技工物の間に隙間ができやすいので、細菌による浸食を受けやすく、せっかく虫歯治療をしても再発してしまうことも。CERECシステムで削り出した技工物は、歯科医の取り組みによって非常に精度が高く出来上がり、セットした後に外そうとしても外せないほどにぴったりフィットします。

このため、長期間使用しても素材の腐食が起こらず、「やり直しがない治療」を実現。ご自身の歯をしっかりと残します。

よくある質問

どんな素材の技工物が作れるのですか？: CERECシステムでは、セラミック、ハイブリットセラミック、オールセラミックなど、セラミック素材でできたブロックを削り出し、詰め物や被せ物などの技工物を作ります。色合いや硬さ、質感などが異なる様々な素材の中から、おひとりおひとりに合わせたものをご提案します。
セラミックの技工物は欠けやすくはないのですか？: 当院のCERECシステムで削り出す技工物は非常に精度が高く、歪みが生まれにくいので、クリニックに機械を導入後、歯が欠けてしまった方はいらっしゃいません。重度の歯ぎしりの患者様などにはマウスピースとの併用をオススメする場合もありますが、強度の強い素材もあるので、口腔内の状態に合わせた素材や活用方法をご提案します。また、万が一欠けてしまった場合でも、期間内であれば材料費だけで再度詰め物をセットする補償があるので安心です。
詳しくは価格表をご覧ください。（https://www.smileup-dc.com/fee/）
保険は適応になりますか？: CERECシステムは保険適応外です。どのような技工物を作るのかによって価格は変わってきますが、参考価格は価格表（https://www.smileup-dc.com/fee/）をご覧ください。当院では保険診療を中心とした診療を提供しており、CERECシステムについても無理やりにおすすめすることはありません。興味のある方は安心して詳細をお尋ねください。